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耐震補強解説

東京鉄構工業協同組合は、阪神淡路大震災などの震災被害を教訓とし、蓄積された数々の耐震技術とノウハウをもとに、学校や他の公共施設や集合住宅などの耐震補強枠の製作加工で、建築物の「安全と安心」を提供します。

耐震補強工事の前段階として、一般的に「耐震診断」が実施されます。

  • (1)立面や平面が不整形な建物、壁や窓の配置が偏っている建物、ピロティー形式の建物、大きな吹き抜けのある建物
  • (2)昭和56年6月の「新耐震基準」施行以前の建築物、とくに昭和45年以前に建設された建物
  • (3)軟弱地盤に建てられた建物、傾斜地や起伏の大きい地形に建てられた建物

――などは要チェックといえます。また、人が多く集まる映画館、病院、店舗・商業施設、ホテルのほか、災害時の緊急避難施設となる学校施設などは重点的に実施される必要があります。

耐震改修で一般的に知られる具体的な方法としては、

  • (1)耐震壁工法
  • (2)柱巻き補強やスリット設置
  • (3)鉄骨ブレース工法
  • (4)外付補強工法

などがあります。このなかで、開口部に鉄骨ブレースを設置することで耐力と粘り強さを向上させる工法が鉄骨ブレース工法で、

  • (1)軽量で施工性がよい
  • (2)採光・換気・眺望確保が容易
  • (3)剛性はあまり変化しない

――などの特徴があります。また、建物外部に補強部材を設置することで耐震性能を向上させる工法が外付補強工法で

  • (1)屋内工事がないので室内の使い勝手が変わらない
  • (2)外部での作業で「居ながら補強」が可能
  • (3)内部補強と比較して補強量が増加する場合もある

――の特徴を有します。

東京鉄構工業協同組合では耐震補強委員会を中心に現場での実測、精度確保のための最新技術、製作加工における課題など耐震工事全般にわたる情報を共有化、これまでの豊富な施工実績をもとに組合員が耐震補強工事に対応できる技術ノウハウを習得しています。